マンハッタンの写真を探していて、久しぶりにNYCに行きたいなと思い始めたJALマイラー兼業投資家です。
資産運用においてコツコツと長期投資を行うのが王道であると言い続けていますが、それは複利の効果が資産運用において最大の武器になるからです。
複利とは
複利とは、元々のお金が100万円があり、これを金利1%(年利)で銀行の普通口座に預金したとすると、1年後は101万円になります。この1万円は元々のお金である100万円についた利子です。この1万円も含めて、101万円をそのまま金利1%で預けると、1年後に102万100円になります。このように利子にもまた利子がつくことを言います。
複利の効果の例えでよくマンハッタン島を売却したインディアンの話が出てきます。これは何かというと、1626年にアメリカの先住民であるインディアンが、白人入植者に26ドルでマンハッタン島を引き渡しました。もし、これを6%の預金口座に預け入れていたとしたら、現在では500億ドルをはるかに超える価値になっていて、現在のマンハッタン島の多くの部分を買い戻すことができたかもしれない、という話です。
これは極端な例ですが、しかし複利の効果について説明するにはものすごくわかりやすいのでよく使われています。
給与天引きでコツコツと貯めても大した額にはならないと思っている人もいるかもしれませんが、時間や複利を味方につけるとものすごい威力を発揮するのです。
毎月一定額コツコツ積み立てていくと
20代の人が毎月3万円を30年間積み立てていくとして、こちらのツールを使って計算します。
野村證券 | マネーシミュレーター「みらい電卓」~運用編(資産運用シミュレーション)
イオン銀行の普通預金(金利0.1%)に預けておくと、30年で元本1080万円に対して、元本+運用収益は1,096.3万円になります。
残念ながら、現在の日本は普通預金の金利が低いため、普通預金口座にずっと預けていてもさほど複利の効果が得られません。
では、投資信託などの金融商品に投資して、年5%で運用した場合、30年で元本1,080万円に対して、元本+運用収益は2446.1万円になります。
年5%の運用で、30年後には元本の2倍以上になっているのです。
資産運用において、複利効果、時間を味方につけるというのは、こういうことなのです。
iDeCo(イデコ)、つみたてNISAのような非課税制度を利用して、うまく資産運用していきたいものですね。
こちらにも今までの資産運用に関する記事をまとめています。
資産運用に関するまとめ記事 [2018.9.1] - たびマネ!