ブログ記事を書くにあたり、ハードディスク内をごそごそ漁っていたら、昔懐かしいTOEICのスコアが出てきたのでここで晒してしまおうと考えたこれでも外資系エンジニアです。
英会話の習得進捗確認のためにTOEICを受験するのは有効だというお話です。
ワーキングホリデービザ制度を使って、オーストラリア滞在をしていたのですが、帰国後すぐにどのくらい英語が上達したのか確認するためにTOEICを受験しました。
渡豪する1年位前に当時在籍していた日系企業でTOEIC受験をさせられたのですが、確かその時のスコアが180くらいで全くもってお話にならないレベルでした。
オーストラリアでは数ヶ月パートタイムで語学学校に通って、3ヶ月は現地日系旅行会社でアルバイトしたり、国内旅行に出かけたりして、ダラダラ過ごしていましたが、それだけでスコア300点以上アップしていたんですね。
もちろん、TOEICスコア515点という数値はビジネスでは全くの使い物にはならないのですが、1年弱だらだら暮らしてこれだけ上がるのであれば、ちゃんと勉強すればスコアは伸びるのではないかと考えました。(かなり単純な性格が今にして思えば良かったと思います。)
そこからは、英会話スクール、英会話教材など結構な金額と時間を自己投資して、英会話習得に励みました。特にインターネットがだんだん広まってきた頃には、良質な英文へのアクセス、そして海外の人とチャットもできるようになり、英会話習得のためのコストもだんだん下がってきました。
その英会話習得の過程で進捗確認として利用したのがTOEICでした。
定期的にTOEICを受験して、スコアの増減で、自分の習得状況を把握しました。
TOEIC720点になった時に無謀にも外資系企業のポジションに応募して、面接で外国人相手に英語でまくしたてて(?)、自分をアピールできたために、運よく採用されました。
入社した後が大変でミーティングの内容についていけなかったり、メールの返信が遅かったりと色々ありましたが、入ってしまえばこっちのもので、次第に慣れていきました。気が付いたら、自分の席の後ろで会話している同僚たちの話を仕事しながら聞き、しれっと会話に割り込んで行けるようになっていました。
初めて外資系企業に転職し、しばらくして最後に受けたTOEICのスコアがこちらです。
これ以降は全くTOEICは受験していません。
仕事では不自由なく使えているので受験する必要がないのです。転職する際にもTOEICのスコアなんて全く必要はありません。外国人の面接者相手に英語できちんと会話できればいいだけの話です。
最近ではTOEICは会話やライティングスキルもスコア判定できると聞いています。
英会話習得の進捗確認として定期的に確認するには良い試験だと思います。
※TOEICスコアを上げるために色々対策を取るというのはちょっと違うと思っています。(仕事上の要件でというなら分かりますが)よくTOEIC800点、900点を短期間で取得したとかいう人の英文投稿とか見てみると、うわ、、ひどいな、というのがありますし。書いている英文みたら大体のレベルがわかります。
合わせて読みたい、私が外資系企業に転職した方法についての記事。