浪費生活を送っていた頃の私を知っている昔からの友人が私の変貌ぶりに驚き、彼女の鉄板のいじりネタになっている弱小投資家です。
小さい頃から貯金をするということを知らず、もらったお金はそのまま何かに使ってしまう。どうしてもやりたいことや、欲しいものがあれば、借金してまでもという生活で、気がついたら収入の1/3が借金返済に消えていっていました。そして、お金が足りなくなると、またカードで借金をするという悪循環です。そんな生活が夫との出会いをきっかけにお金の使い方について考え直すことになりました。
こんな自転車操業のような生活はやめようと決意し、まずは現状確認ということで、現時点での自分の資産・負債を把握することにしました。
自分の資産・負債を把握していますか - バランスシートを作ろう
バランスシートを作成した時に、負債の部がマイナス(債務超過)で愕然として、まずは借金を一刻も早く減らす、なくすことに集中することにしました。貯金だの、資産運用はまず先に借金返済してからの話です。
となると、「収入を増やす」「支出を減らす」という方法が考えられますが、とりあえず手っ取り早くできることは、支出を減らすことです。
・住居費、光熱費、カード会費、通信費などの固定費を見直す
・手帳にその日の支出をメモして、毎日見返す
・家計簿をつける
以上のことを行いました。
これらを続けていくことで、私は毎日感覚的に、衝動的に、そんなに必要ではないものにお金を使っていたのだということがわかり、自然と無駄な出費を抑えることができました。
毎月の収入の枠内で生活ができ、節約して余ったお金は優先的に借金返済に当てました。借金返済が終わった時は、このお金が今度は貯金できるんだ!と思うと嬉しくなって、更に加速していきました。
今は毎日の支出を手帳に書いてチェックはしておらず、家計簿はざっくりとしかつけていませんが、基本的にやっていることは変わりません。メインの銀行口座とクレジットカードでお金の流れを把握し(ネットで明細をチェック)、毎月の支出予算以内に収めるように支出をコントロールしています。節約して余ったお金は、給料日に先取りで資産運用に回すお金と一緒に証券会社の口座に移しています。
支出をコントロールできるということは、自分の強い意志を持って節約できるということです。周りに流されることなく、自分で自分を律することができるのですから、資産運用も上手くいくはずです。