米国株といえば、ダウ工業株30種、S&P500指数に連動したETFを保有し、順調に右肩上がりの上昇を見せている弱小投資家です。
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5年近く所有している国内不動産の売却手続きを行っており、売却できた暁にはそのお金は株式投資に回そうと考えております。 米国株はETFしか保有していないのですが、個別銘柄の購入を検討するにあたり購入したのがこちらの書籍です。
米国株投資のブログで著名なバフェット太郎氏の著書です。米国株は個別銘柄までチェックする余裕がなかったため、失礼ながら初めてお名前を知りました。
本書の冒頭の漫画、7ページ目で日経平均株価とNYダウの推移についてのくだりがありますが、私が米国株に比重を置いているのがまさにその理由です。米国株の力強く右肩上がりに成長し続けているチャートを見たら投資せずにいられません。株価指数に連動した運用成績を上げていくETFでも十分だと思ったのです。実際、リーマンショック後に購入したETFは3倍近くの株価上昇を見せています。
本書の第2章では米国株が最強すぎる理由を挙げ、その理由について説明がなされていますが、投資の神様、ウォーレン・バフェットが米国株式9割の保有を勧めているというくだりだけでかなりの説得力を帯びてきています。
著者の運用手法は、米国の超大型連続増配高配当株10社に均等に分散投資、得た配当は再投資に回すというものです。詳細については第3章に詳しく書かれています。徹底したバリュー投資を行っていらっしゃいます。
第4章ではど素人投資家への正しい投資技法ということで、
・自分で決めたルールに従う
・人の意見に惑わされない。自分の投資スタイルを崩さない
・積立投資とリバランス
など、至極真っ当なことを言われています。これは米国株に限らず、投資をするということにおいてとても大切なことです。
最後の方で、バフェット太郎氏は、2017年以降はミレニアル世代が成人&消費の活発化が始まるということで、2034年まで米国株の強気相場であると見ています。米経済は17年周期で拡大と停滞と繰り返していると、ダウチャートを根拠とした見解を示していらっしゃいます。
この3連休でバフェット太郎さんを始めとした米国株関係のブログを読んで、少し勉強してみたいと思います。