インデックス投資の関する書籍が本当に増えたなぁと思うと同時に、書かれている内容は概ね同じだと分かっていてもついつい購入してしまう弱小投資家です。
月額980円支払ってKindle Unlimitedで雑誌や書籍を読みまくっているのですが、経済評論家の山崎元氏の書籍も読み放題のラインナップに入っていたので思わずダウンロードしてしまいました。かつて一時期、投資の勉強を行うにあたっては、山崎元氏の書籍はかなり読みました。
銀行預金だけでは将来が不安だという若者が、経済評論家の山崎氏のオフィスに赴き、「お金の増やし方」についてアドバイスをもらうという内容です。会話形式、そして丁寧は図解解説で非常にわかりやすい内容になっております。
自分の得にしかならない金融商品しか売りつけない銀行の窓口には近づくなと、相変わらずの切れ味抜群の山崎節が所々で垣間見れます。
リスク運用資産には、「日本株」と「日本株以外の外国株式」のインデックスファンドを購入することで、銘柄とアセットクラスを分散するようにしています。具体的には以下の2つのインデックスファンドを半々で購入するだけでいい、といたってわかりやすい。
・上場インデックスファンドTOPIX
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
お金が貯まってきて、追加で購入するときも上記のインデックスファンドを半々で購入するだけでよく、いたってシンプルな戦略です。 また、NISAやiDeCoなどの税制優遇制度もついてもわかりやすく解説されています。
これ以上にないくらいのシンプルさです。
3章のお金を使う編では家を買ったほうがいいのか、買うならマンションか、戸建てか?医療保険、生命保険には入ったほうがいいのか、について山崎さんの視点で解説されています。
私の場合は、持ち家には興味なく、医療保険も生命保険も入っていません。医療にかかる費用は自分の貯金の範囲でカバーできうると判断していましすし、生命保険については私が死んだ後に残す相手もいないので加入していません。正確にいうと、何も知らなかった若かりし頃に会社に来ていた生保レディーに勧められるがままに生命保険に入りましたが、数年後に必要ないと判断して解約しました。
個人的にはコラム「不動産投資ってどうなんでしょう?」には実体験もあるので大いに納得です。予想以上に手間もかかるし、売りたい時にすぐ売れない。私にとっては面倒臭い以外の何物でもありませんでした。
もし、Kindle Unlimitedを利用しているのであれば、こちらの書籍をダウンロードしてみてはいかがでしょうか。