
昨年、スペイン旅行の際に、乗り継ぎ地であるパリで購入したオランジュ(Orange)社のSIMが全く使えず、そしてサポートがクソ過ぎて絶対にオススメしないと力説している週末弾丸トラベラーです。
前回の記事では、オランジュ(Orange)社へ正式なクレームのレターを送付して1年近くなるのに何の返事も来ていないというところで終わりました。
オランジュ(Orange)社のヨーロッパ周遊SIMカードは買わない方が良い唯一の理由[ヨーロッパ旅行]
1. La médiation des communications électroniquesへ相談
もはや自分だけでは手に負えないので、日本でいう消費生活センターのようなところに事情を説明して相談しました。 この機関が 間に立ちオランジュ社にどういう状況になっているのか確認をしてくれました。
La médiation des communications électroniques
2. やっとオランジュ(Orange)社からの連絡
するとどうでしょう。
いきなりメールでオランジュ社から連絡が入って来たではありませんか。彼ら曰く、そのようなレターは受け取っていないということでした。フランスのカスタマーセンター宛にちゃんと送ったのですが、配達証明のようなものをつけていなかったのは失敗でした。しかし、レターをPDF化してメールでも送っています。
3. オランジュ(Orange)社からの提案
結局、SIM代は返金するという話になりました。
その返金するという回答を受けるだけでどのくらいの時間と労力がかかったのかを考えるだけで軽く目眩がするのですが、これだけでは終わりません。
SIM代の返金は「通話料と相殺する」とのこと。
え?何言っちゃってくれているんですか?旅行者ですよ?フランス国内にいるオランジュユーザーではないんですけど? その旨を伝えると、
「では、銀行口座に返金する。でもフランスの銀行口座に限る」とのこと。
え?何言っちゃってくれているんですか?旅行者ですよ?フランス在住じゃないから、フランスに銀行口座持っているわけないですよね?
クレジットカードやPaypalなどを使っての返金もできないって、一体、何なんでしょうか。
返金する気全くないですよね?
もうこれ以上、彼らとやりとりするのは時間の無駄なのでここで断念することにしました。
このオランジュ(Orange)社のヨーロッパ周遊SIMカードお勧めしません。
お勧めしない理由はやはりただ一つ。
問題が起きた時のオランジュ(Orange)社のサポートが酷すぎた。
SIMカードをAmazonなどのオンラインや、コンビニのようなショップで売っておいて、万が一の際にはすぐに返金などの柔軟な対応もなされずに、カスタマーサポートに連絡したらクソ対応される。
もうあなた方はオランジュ直営ショップだけで売ってくださいと言いたいくらいです。
何度でも言いますよ。
ヨーロッパ周遊する際はオランジュ(Orange)社のSIMカードではなく、Three社のSIMをお勧めします。今のところトラブルはありません。