小野秀樹著「中国人のこころ」読了 [中国語学習] [本レビュー]



国語学習の宣言をしてから、最初のうちはテキストとにらめっこしていましたが、だんだんとその時間が減り、これはどげんかせんといかんと思い始めている中国語超初心者です。

全くの初心者ですが中国語の勉強始めました

 

そんな中、ツイッターをつらつらと見ていたら、面白そうな書籍が発売されるということで、発売日当日に到着するようにAmazonでポチったものがこちらです。

 

中国人のこころ: 「ことば」からみる思考と感覚 (集英社新書)

 

本の帯で推薦文を寄せている中国嫁日記の井上氏のブログ記事で、 

私は常々、使う言語によって人間は考え方や感じ方を支配される……
と思っておりました。
卓球の福原愛選手が「中国語で考えると卓球が強くなる」と言ったアレです。

福原愛選手は、ネイティブ並みの中国東北弁を喋ります。
で、思考を中国語に切り替えると卓球が強くなると言うのです。
これ「サピア=ウォーノフの仮説(言語相対性仮説)」というのだと、
この本で知りました。

ちゃんと定義されてたんだなあ!

空いてるわけがない! : 中国嫁日記より

とあり、思わず、そうそうそうそう!と頷きまくり。

仕事では英語を使い、ちょっとした日常会話レベルでフランス語を使いますが、考え方や感じ方が、日本語を使っている時と少し違うような感覚を持っていました。なので、中国語話者の場合はどういう感じなのだろうかという興味から購入しました。

 

面白くて一気に読んでしまいました。

特に、第2章「人間関係とコミュニケーション」では、你好(ニーハオ)は、「公」の挨拶であり、「私」の挨拶は相手を呼ぶというくだりでは、なるほどーと唸りました。

第2章から4章までページを割いて、映画やインタビューなどの実例をふんだんに使って、相槌や挨拶に関する説明がされていますが、相槌や挨拶を取ってみてもこれだけ考え方や感じ方が変わってくるのかと、外国語を学ぶということは相手を知ることだということがよく分かります。

 第4章の中国人の価値観では、日本人/日本の場合と比べることで、逆に当たり前、普通だと思っていた事が、中国人の価値観からすると当たり前でも普通でもない。色々と面白い発見がありました。

 

国語学習のモチベーションが若干下がり気味だったのですが、こちらの書籍を読んで、中国語を通して、中国人を理解したいという気持ちが少し湧いてきました。

あくまでもこれは私の感覚ですが、何となくフランス人に近い気がするんですよね。

来年は中国本土の旅行予定を入れて、無理やり中国語を話すような環境を作って、少しずつ習得していこうという気になりました。