昨年10月に香港・マカオ・珠海を結ぶ総延長55kmという世界最長の海上橋「港珠澳大橋」が完成し、香港国際空港からバスでマカオまで行けると聞き、早速マカオまでバスで「港珠澳大橋」を渡って移動しました。
1. 香港国際空港から
バス停探しに手こずったため、リーガルエアポートホテル(Regal Airport Hotel)の前にあるバス停から、B4バス(循環線)に乗って、大橋香港口岸(HZMB Hong Kong Port)へ向かいました。料金は6香港ドルです。大体10〜15分おきに巡回しています。
2.大橋香港口岸(HZMB Hong Kong Port)にて
建物に入ったらいきなり香港出国審査です。
ついさっき香港に入国したばかりだったのに、今後は香港に一旦入国することなく、そのままマカオへ向かえるように改善されることを期待します。
出国審査が終わったら、大きなタッチパネル式の券売機でマカオ行きのバスチケットを購入します。券売機の前にはスタッフがいて、親切に操作を教えてくれます。
せっかくなのでオクトパスで購入しました。料金は65香港ドルです。
案内に従い、マカオ行きのバス乗り場に向かいます。
運行時間は24時間営業で、ピーク時だと5分間隔で、ピーク時間帯以外だと10-15分間隔、深夜帯は15-30分間隔でとにかくほとんど待ち時間がなく、すぐに乗車できた所が好印象です。
香港国際空港を眺めながら、バスは進み、そして「港珠澳大橋」を渡ります。交通量を制限しているため、とにかくスイスイ進みます。一部、トンネル区間に入るところもありますが、ほとんどは海上橋を渡っているので、窓からの景色を飽きることなく眺めていました。
3. 大橋澳門口岸(HZMB Macau Port)にて
約30〜40分のバスの旅を経て、マカオに到着しました。
マカオのイミグレーションの建物がとにかく大きい、無駄に広い、でも中にはお店も何も入っていない様子です。 これから徐々にできていくのでしょうか。
マカオの通貨持っていないので、ATMで現金を引き落としたいと探していたのですが、何も見つからず、しかし、マカオは香港ドルが普通に流通していることを思い出したので、香港ドルでそのまま行くことにしました。
マカオのイミグレーションから市内へはバスで向かいます。
タクシーを探したのですが、1台くらいいても良さそうなのに、残念ながら見つかりません。 バスは2系統で101xに乗り込みました。料金は6香港ドルです。
マカオのホテルまでは3.5kmくらいの距離なのですが、渋滞にはまってしまい、なかなかホテルにたどり着かず、ちょっといらっとしてしまったのがご愛嬌です。
4. まとめ
香港国際空港からバスでマカオに向かいましたが、フェリーに比べて安く早く行けるのは魅力ですが、結局バスを2回乗り継ぐことになり、更に無駄に香港のイミグレーションを通過するというのがちょっと面倒くさかったので、早く香港国際空港からそのままバスで一気にマカオのイミグレまで行けるようになればいいですね。
マカオから香港へはフェリーで戻りました。
【余談ですが…】
香港国渣空港に着き、「Mainland/Macao Transport」という案内表示が見えた時に、
「おお、港珠澳大橋を渡って行くバスはこれか!」とこの案内に従って行ってみました。
おお、バスのチケット販売カウンターだ!と、早速カウンターのスタッフに「マカオ行き1枚」というと、ことごとく、「ここじゃないわよ!」とそっけない対応をされました。ご注意ください。