つい先日、物件の引き渡しでマニラに行ってきたばかりなのに、またマニラに飛ぶことになってしまった弱小投資家です。
ついに物件の引き渡しが終わり、管理会社とも契約し、後は家具等を購入して、賃貸に出すだけと安堵していたわけです。
フィリピン・マカティのコンド Lerato Tower3の引き渡し完了 [資産運用] [海外不動産]
現地で契約した日系の管理会社から家具購入の連絡がいつやってくるかと、ずっと待っていたのですが、待てど暮らせどやってきません。
火災保険に入っていた方がいいですよ、と現地の保険代理店の方を紹介してもらったくらいで、それ以外は何の音沙汰もありません。
管理業務契約を結んで1ヶ月ちょうど経った頃、先月の話ですが、さすがにこれは督促した方が良いだろうと管理会社にメールで督促しました。
「何の連絡もありませんが、もしかしてもう既に家具搬入して、賃貸に出しちゃったりしています?」なんて書きっぷりがイヤミなんですが、でも、日系の管理会社だし、ちゃっちゃとやってくれちゃっているのかも、とも思ったりしたわけです。
「今、スタッフが家具の選定を行なっていて、ちょうど見積もりが出てきたところ、工事業者の見積もりを取って、全体のコストが出たら送る。」
の旨の返信があり、家具の選定に何で1ヶ月もかけているのか、その理由の説明すらありません。というか、ひねくれた見方をすれば、私の督促メールでやべっ!となったと読み取ることもできます。
で、その3日後にようやく家具のリスト、費用見積もりが届きました。
控えめに言っても、日系の会社にお願いしたメリットが全くありませんでした。
「現時点で原価が146,062ペソで、これに運賃や工事費、またカーテン等の小物を付加するとあと2万ペソで行けると思います。」
って、1ヶ月かけてそんな雑な見積もりですか?
家具のリストを見てみると、概ね問題ないのですが、でも、スタッフさん、ランドマーク*1の家具売り場でやっつけ仕事的にやってません?
「弊社の手数料を合わせまして、21万ペソでいかがでしょうか?」
え?1ヶ月も見積もり出さずにいて、こんなやっつけ仕事的な内容に対して、手数料を約3.5万ペソ(約7万円)も払わなければならないの?
最初に予算は20万ペソ以内でと、 内装のイメージ(いつも参考にしている方のブログ記事)もちゃんと伝えていたはずなんですが、そこは完全に無視されたようです。
せめてガステーブルはちゃんとしたものにしましょうよ、後、洗面所に鏡がないから買わないとって話をしていたのは覚えていますが、なぜに全身ミラーになるんですかね?
ついでだからエアコンももうちょっと安いものでも、と、便利な世の中になったもので、フィリピンのオンラインショップのサイトをあちこち覗きながら、家具リストに修正を加えて、手数料が高すぎる、せめて1万ペソにしてほしいと返信しました。
こいつ面倒臭い奴と思われたのか、だったら、家具の選定は自分でやれ的な返事があり、さすがにもう無理だと思いました。
日系だと手数料は少なくとも3万ペソはとると、いやはや、管理業務契約してすぐに家具選定したリストとかきて、1週間以内には家具搬入して、次の週には内装も終わってたみたいなスピードで仕事してくれているのなら話はわかります。
日系の管理会社にしたのは、現地の管理会社よりも安心した細やかなサービスが受けられると思ったわけですよ、それが、いつ家具選定、搬入などの進捗の連絡がくるのかと、やきもきしながら待ち続ける日々だけでした。
これだったら、現地の管理会社でもいいじゃん。
英語でのやり取りは別に苦でも何でもないし、今までも現地のディベロッパーやセールスとずっと英語でやりとりしてきたわけですし。
ということで、この日系の管理会社は1ヶ月後の日付をもって、管理業務契約を解除する旨の連絡を行いました。
(まあまあ、その後の預けた部屋の鍵の回収でもすったもんだありましたけど。)
*1:マカティの中心部にあるデパート