本日より緊急事態宣言が解除されたので、早速、温泉旅館の予約を入れた弱小投資家です。
とはいえ、まだまだ引きこもり生活は続くのですが、これを機に個別銘柄の取引手法を見直そうと、いろいろな書籍を読みまくっております。
前回ご紹介した書籍の続編?とも言えるこちらの書籍のご紹介になります。
マーケットの魔術師【株式編】《増補版》米トップ株式トレーダーが語る儲ける秘訣 (ウィザードブック)
マーケットの魔術師もなんだか色々シリーズ化して色々出てきているんですが、今度は株式トレーダー15人へのインタビューを掲載したものになります。
1990年代に驚異的なリターンをあげたトレーダー達が、2000年の下落相場の時にはどう対応したのか、フォローアップインタビューをしているので、かなり読み応えがあります。
スチュアート・ウォルトン
・優良企業は結局のところ上昇を続ける。
・難しいのは高値を更新している銘柄を買うこと、安値を更新している銘柄を売ること。
・感情を押し殺すことができて、よく働き、規律を守れる人達が成功している。
スティーヴ・ワトソン
・買った株に動きがなかったら、それが死に金に思えてきて、当初予測したことが起こらなかったのなら、おそらく次に進んだ方が良い。
ダナ・キャラント
・チャートはマーケットのタイミングを計るのに使う。
マーク・D・クック
・「希望」という言葉を絶対に自分の辞書に入れないこと。これは私が知っている中で最悪の言葉。「このポジションが戻って来れば」と思ったら、すぐポジションを減らす。
・知恵は知識と経験の産物。知識がより豊富ならば、経験が足りなくてもどうにかなるし、その逆も然り。もし両方あれば、学習曲線は急勾配になる。
マーク・ミネルヴィニ
・元本だけでなく利益を守る。
・重要なのは何もせずに様子見すべき時があるのを知る。
・間違いは許されるが、間違ったままでいることほど許されないことはない。
スティーヴ・コーエン
・マーケットの動きはコントロールできないが、マーケットに対して自分がどう反応するかはコントロールできる。
などなど、今回もトレーダー全員分の記載を控えますが、やはり今回も読みながらメモを取る手が止まりませんでした。
色々書籍を読み、自分の中で取引方針がだんだん固まってきました。
先月から勝手にサバティカル休暇(要は無職)に入り、少しずつトレードを始めました。
まずは含み損(-10%以上)を抱えている銘柄を損切りし、目の届く範囲で最大5銘柄くらいで取引を行なっています。
思い切って損切りしたおかげで、その分を運用資金に回すことができ、含み益が増えてきています。とはいえ、油断は禁物、気を引き締めて取引して行きたいと思います。