非常事態宣言が発令される3月下旬の話ですが、長崎県は大村市から青春18切符を利用して、在来線で西日本を旅していました。
その途中で立ち寄ったのが萩の町です。
江戸時代に毛利氏が治めていた長州藩の本拠地であり、幕末から明治にかけて政財界で活躍する偉人たちを多く輩出した街でもあります。
で、萩の街を散策していて、こんな狭い(と言っちゃ失礼だけれども)所から、こんなに偉人達が爆誕しているとは恐るべし、、と思う次第でありました。
萩城を見て回るのに時間が取られてしまい、急ぎ足で見て回っただけでも、
木戸孝充誕生の地
西郷隆盛らと薩長同盟の密約を結び、倒幕の志士として活躍し、明治維新後も政治の中枢で藩籍奉還、廃藩置県などに尽力したとされる人物ですね。
高杉晋作誕生の地
奇兵隊を創設し、倒幕の志士として活躍し、大政奉還を見ることなく、肺結核のために29歳の若さで亡くなりました。
山県有朋誕生の地
長州藩士であり、明治維新後は2度も(第3代、第9代)内閣総理大臣を務めた政治家であり、陸軍軍人でもあります。
伊藤博文旧宅
長州藩士で政治家。言わずと知れた初代内閣総理大臣を務め、旧千円札の肖像画にもなっていましたね。
あいにく、私が訪問した時は改装工事の真っ只中で、外観を拝むことすらできませんでした。
吉田松陰が教鞭をとった松下村塾、ここから幕末から明治にかけて活躍した偉人が輩出されて行くわけですね。
ここを巣立った人たちの面々を見ると、ほんとものすごいエリート養成塾ですよ。
松陰神社内にある吉田松陰歴史館の中を覗いて見たかったのですが、次の土地へ向かう電車の時間が近づいていたので、残念ながら諦めました。
萩の街は三角州で形成されていて、コンパクトで観光しやすかったです。
東萩駅前にあったレンタル自転車屋さんで自転車を借りたので、効率よく見て回れました。
が、1日じゃ見たい所全部見て回れませんでしたね、、。
まあ、またいつか萩の街にやってくる機会はあるんじゃないのかなと思っています。