たびマネ!

2020年4月から勝手にサバティカル休暇のはずが、、セミリタイアしてしまいました

不動産投資物件の売却トラブルその後 (後編) [資産運用][不動産投資]

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昨日、数年ぶりに会う友人とにランチをしていたら、「そういえば、あの物件はどうなったの?」と聞かれて、フツフツと怒りが蘇ってきた弱小投資家です。
「ああ、あれね、物件は売却したんだけど、あの後大変だったんだよ。」と熱く語る羽目になってしまいました。

 


と、その時のことを途中までしかブログでは書いていなかったことに気がつきました。

物件引渡し直前に雨漏り問題が発覚し、言われた通りにクラックを補強材で埋めて修繕したにも関わらず、なぜか仲介の不動産屋が「修繕されていない。」と文句をつけて来るので、弁護士に相談することにしたのが前回までの話です。

不動産投資物件の売却トラブルその後 (前編) [資産運用][不動産投資] - たびマネ!

 

 

弁護士に相談した結果、買主、仲介業者も確認の上で該当クラックを補強材を埋めることで修繕を行ったので、売主側のこれ以上の対応は必要ない旨の内容証明を送ることにしました。


その準備を進めている頃、仲介業者は、別の業者に再度調査を行ってもらって、修繕した所とは別のクラックを見つけてきて、そこを修繕しろと言って来るではありませんか。


いや、もうこれ、マジでキリがないから!
そもそも、そのクラックと雨漏り(そもそも雨漏りではないかもしれない)の因果関係がきちんと証明できていないので、また何か見つけたら修繕しろと言って来るかもしれません。


とりあえず、弁護士からは相手にするなと言われていたので、無視していたのですが、
「火災保険を使って修理できることがわかったので、それでやりましょう。」
なんて、言って来るではありませんか。
というのも、引渡しの1ヶ月ほど前に大型台風が上陸して、近辺はそこそこの被害が出ていたので、うちの物件もそれが原因ではないか?という結論に至ったようです。は?何それ?


しかし、弁護士からは相手にするなと言われていたので、これも無視していたのですが、
「火災保険の申請を行いました。数週間後にばんきえーるさんの口座に保険金が振り込まれると思いますので、保険金が振り込まれたら、業者さんに修繕費用を送金してください。」
と、完全に意味不明なメールが届き、ご丁寧に業者が出してきた見積書まで添付しているではありませんか。

 

 

は?は?意味がわかんない!
これには驚いて、速攻、弁護士に電話しましたよ。
「いや、いや、そんなことできるわけないじゃないですか。単なる脅しですよ、脅し。」
なんて弁護士さんは言うんですが、いや、あの担当者ならやりかねない、、。


というのも、
物件を購入したのも、火災保険に入ったのも、その担当者を介して行ったので、火災保険申請に必要な情報をヤツは全て持っているわけですよ。

 

 

と弁護士に説明するも、
「いや、でも申請書類にはハンコが必要なんですよ。ばんきえーるさんの名前で申請書類書いて、ハンコ押して提出したら、私文書偽造罪になりますよ。」 

あ、そうか、と納得したものの、
あの仲介業者の担当からのメールの内容を何度読み返してみても、脅しとは受け取れず、本当に火災保険の申請したようにしか読み取れないんだよなあ、、、。

 

 

で、結論を言いますと、
その数週間後、私の銀行口座にしっかりと保険金が振り込まれていました、、。
その後はもう大変、大変、この問題の終息に更に5ヶ月ほどかかりましたよ、、、。

 

 

 

 

今、脱ハンコの動きが加速していますが、この話も超タイムリー(?)ですね。
外資系企業出身なので、もともと仕事における書類にはハンコではなく、サインで事足りていたので、脱ハンコ大賛成でございます。
それに、こんな風に情報を握られ、ハンコを勝手に作られて、何かできちゃうんですからね!