さてさて、今回もまたまた先日の九州旅行の話になりますよ。
そもそもはのっぴきならない家庭の事情により、念のための隔離期間も含めて、2週間強の九州行きを計画していました。
しかし、それがなくなり、予約購入済みの航空券だけが残りました。航空券の取消料がなかなかのお値段でしたので、航空券を追加購入し、2回に分けて飛ぶことにしました。
前回は福岡IN、山口OUTで、
今回は熊本IN、福岡OUTでした。
で、今回、熊本空港から空港バスに乗って向かった先は熊本城。言わずと知れた地元のスーパースター、加藤清正による築城ですね。
というか、大坂の陣の後くらいに加藤家は改易くらって、その後は細川家が明治維新までずっといたんですけど、熊本市内における加藤清正公のインパクトたるや、、ですね。
西南戦争で 熊本城に新政府軍が立て篭もり、西郷隆盛率いる薩摩軍を退けました。鉄壁の防御力、威力を発揮した難攻不落の城ですね。
空港バスを降りたら、目の前に熊本城が見え、気がはやります。
まずは平御門と櫓。
すぐそばに川が流れて、天然の要害になっています。
長塀がとにかく長いです。
馬具櫓。櫓台の石垣が崩れてますね、、。
熊本城を築城した虎之助、、いえ、加藤清正公。
未申櫓。
石垣のダメージが痛々しいですね。
数寄屋丸の石垣はかなり荒れてますね。
石垣崩壊で建物が崩れ落ちないか心配です。
南側に面した天守が見えました。
石垣が美しくてため息が出ますね。
別のアングルから二様の石垣をどうぞ。
6回曲がる必要がある連続桝形はここ熊本城しかありません。全部曲がり切ってしまう前に、矢や鉄砲などで完全に臨終になってそうですがね、、、。
ここも桝形の石垣の損壊がひどいですね、、。
多聞櫓ですかね、、土塀に亀裂が入って、漆喰が剥がれてますね。
そして、本丸御殿へ。
本丸御殿を抜けると、修復を終えた大天守と小天守(外観復元)がお出迎えです。
この時はまだ天守内には入れませんでしたが、ここまで来れただけでも十分です。
そして、堀跡。
西大手門跡も修復作業中です。
打込接の美しい石垣ですよね。
戌亥櫓。後で、別の角度から見てみます。
第3の天守とも呼ばれている宇土櫓(現存)ですが、こちらも土塀にダメージが、、。
いい眺めです。
広場の一角に石垣復旧作業の現場がありました。
戌亥櫓を別の角度から見てみると、櫓台とその周辺の石垣が激しく崩壊しています。
よく見ると、隅石だけで櫓が支えられています、、す、すごい、、。
熊本城の周りをぐるっと一周します。
最後は熊本市役所の最上階(穴場)から一望します。
熊本城は今まで何度か来ていましたが、小学校の修学旅行で覚えた武者返ししか記憶になく、今回はこの城でしか見れない連続桝形を楽しみにきました。
今だから分かるこの城の凄さ、絶対に敵を直線に進ませない、死角を作らない、という意気込みを感じました。
5年前の地震であちこち酷い重症を負っており、いたたまれない気持ちになりました。遅ればせながら、熊本城の復興支援の寄付をしようと思いました。
FYI, 誤解なきように。