たびマネ!

2020年4月から勝手にサバティカル休暇中だけど、もうセミリタイアでもいいかなぁ、、。

天守と本丸御殿が現存している日本唯一の城、高知城 [現存12天守][日本100名城][高知県高知市] 

ジトジト雨が終日降り続きましたが、引きこもりには全く関係なく、この隙に旅の記録や読書記録をどんどん書いておこうと思う平日トラベラーです。

 

先月の高知旅行の続きになります。
江戸時代に建造された天守と本丸御殿が現存している唯一の城、高知城へ行ってきました。

高知城関ヶ原の戦いの功で掛川6万石から土佐24万石へ加増移封となった山内一豊により築城されました。ということで、高知城の大手門そばには山内一豊公の銅像がお出迎えです。

f:id:banquiere389:20210519160745j:image

 

 

と、高知城の縄張りです。
f:id:banquiere389:20210519160822j:image

長宗我部元親がこの地に築城を試みるも、湿地帯で水捌けが悪く、水害が多発したので、この地を捨てて、桂浜そばに浦戸城を築城したことは先日のブログ記事で触れたと思います。

浦戸城と長宗我部家のお墓巡り [高知県高知市] - たびマネ!

 

関ヶ原の戦いの後に土佐へ入封した山内一豊は当初は浦戸城へ入りましたが、手狭であったことと、城下町を形成するにはこの地は不向きと感じて、長宗我部元親が捨てた大高坂山に新しい城を築きます。それが現在の高知城です。



私的、高知城の見所は色々ありますが、特に挙げるとしたら以下の2つですかねえ。

1. 本丸
 天守、本丸御殿、多聞櫓が明治時代の破却や戦火を逃れて現存していること。
2. 石垣
 安土城竹田城などを手がけた近江坂本の穴太衆が手がけていること。
 水捌けの悪さを補う仕組み(排水の石どいがあちこちに)
 長宗我部時代の石垣

 


ということで、追手門(大手門)から高知城へ潜入です。
f:id:banquiere389:20210519160521j:image
f:id:banquiere389:20210519160749j:image
f:id:banquiere389:20210519160627j:image
f:id:banquiere389:20210519160741j:image

そうでした!
追手門も見所の1つ、現存している門であり、重要文化財です 。

 

石どいですね。この地は多雨地帯のため排水にはかなり注意されていて、高知城の石垣をぐるっと見て回りましたが、他のお城よりも多めにあるような気がします。
f:id:banquiere389:20210519160803j:image

 

 

三の丸の石垣、穴太衆のお仕事で野面積みですね。
f:id:banquiere389:20210519160810j:image
f:id:banquiere389:20210519160830j:image

 

 

山内一豊の奥方様。
司馬遼太郎の小説、功名が辻のモデルでもあります。
f:id:banquiere389:20210519160602j:image

 


さて、三の丸を目指します。
f:id:banquiere389:20210519160837j:image

 

 

これは門跡の石垣ですね。
f:id:banquiere389:20210519160758j:image
f:id:banquiere389:20210519160635j:image

桝形になっていますが、ここは門の扉に多くの鉄板が打ち付けられていて、鉄門と呼ばれていたそうです。

 

 

更に階段を登った先には本丸と二の丸をつなぐ詰門が見えますが、三の丸方向へ右折します。
f:id:banquiere389:20210519160708j:image

 

 

三の丸から鉄門を見下ろしてみた。ここにも櫓か何か建物があったはず。
f:id:banquiere389:20210519160613j:image

 

 

二の丸へ続く階段。
f:id:banquiere389:20210519160656j:image

 

 

三の丸、ここには大書院と呼ばれる広大な建物があったとか。
年頭の礼式や五月節句、その他儀式などで大勢の藩士が集合するときに使われたそうです。
f:id:banquiere389:20210519160651j:image

 

 

三の丸から天守方面はこう見えていたんですね。
f:id:banquiere389:20210519160833j:image

 

 

さて、二の丸へ向かいます。
f:id:banquiere389:20210519160622j:image
f:id:banquiere389:20210519160732j:image

ここも桝形になってますね。直進侵入を許しません。

 

 

振り返ると天守が見えますね、これはいい感じ。
f:id:banquiere389:20210519160754j:image

 

 

二の丸、ここには政務を行う御殿がありました。
今では三の丸同様に広々とした空間ですけどね。
f:id:banquiere389:20210519160814j:image

 

 

さて、いよいよ本丸へ向かいます。
ここから先は江戸時代から現存している建物ばかりですよ!(興奮!)
f:id:banquiere389:20210519160534j:image
f:id:banquiere389:20210519160539j:image

 

 

詰門内部。
本丸と二の丸の間の堀切に設けられた櫓門で廊下橋の役割と、藩主のもとに向かう家老の待合場所、詰める場所でもあったため、詰門という名前です。
f:id:banquiere389:20210519160605j:image
f:id:banquiere389:20210519160556j:image

 

 

詰門を抜けると、いよいよ本丸です。
f:id:banquiere389:20210519160716j:image

 

本丸に入りました、ここからの建物は全て現存ですよ、現存! 

西多聞櫓。
f:id:banquiere389:20210519160548j:image

 

 

東多聞櫓。こちらは中を見学することができます。
f:id:banquiere389:20210519160517j:image

 

 

本丸御殿と天守
f:id:banquiere389:20210519160700j:image

 

 

黒鉄門。
守りを強固にするために、扉の外側には黒漆で塗られた鉄板が打ち付けられていて、2階部分は武者が隠れることができて、石落としがあったり、防御性の高い門、、が現存してる!
f:id:banquiere389:20210519160609j:image

 

 

本丸御殿へ入りますが、ここからは入場料(大人420円)を支払う必要があります。
f:id:banquiere389:20210519160543j:image
f:id:banquiere389:20210519160725j:image
f:id:banquiere389:20210519160826j:image

 

 

天守内部へ入ります。
f:id:banquiere389:20210519160639j:image

 

 

石落とし
f:id:banquiere389:20210519160525j:image

 

 

鉄砲狭間
f:id:banquiere389:20210519160711j:image

 

 

破風の間
f:id:banquiere389:20210519160807j:image

 

 

そして最上階です。
現存天守は独立式望楼型4重6階です。
f:id:banquiere389:20210519160704j:image

 

 

天守からの眺め
f:id:banquiere389:20210519160842j:image
f:id:banquiere389:20210519160736j:image
f:id:banquiere389:20210519160530j:image
f:id:banquiere389:20210519160617j:image

 

 

そして、東多聞櫓の内部
f:id:banquiere389:20210519160552j:image
f:id:banquiere389:20210519160721j:image

 

 

三の丸の水路遺構。降った雨水を集めて排水する工夫がされていたんですね。
f:id:banquiere389:20210519160728j:image

 

 

そして、三の丸に長宗我部時代の石垣が残っていたのも感激ものです。
f:id:banquiere389:20210519160818j:image

 

実は高知城へ来たのは2回目で、最初は10年位前だったと思います。
その時はお城に興味はなかったので、階段が多いなあとぶつくさ文句垂れながら、本丸まで一直線に向かっていって、天守・本丸御殿を見学するには入場料がかかると知り、払ってまでみなくてもいいや、と引き返したという、、、。

それがその後、マニアックに城のあちこち、隅々みて回る人になるとはねえ、、、。
というか、あの頃の無知な私をぶん殴りたいです(笑)

 

 

 

ちなみに、高知市博物館からの眺めがベストポジションですが入館料がかかります。
f:id:banquiere389:20210519160647j:image