今月はなかなかブログ記事投稿するまでの心の余裕がない弱小投資家です。
実は今月初めに母親が亡くなりました。突然のことだったため、慌てて九州の実家へ戻り、お葬式を営み、役所での諸手続き、実家の片付けなどに忙殺されていました。
母親は実家で一人暮らしで、兄弟全員が緊急事態宣言・まん延防止の地域在住なのですが、さすがにこれはやむを得ません、、。お通夜やお葬式は感染予防対策で身内と仲が良かった母の友人たちだけでこじんまりと行いました。
で、なんだかんだで1週間ほど滞在して、兄弟で手分けして色々と作業を行なったわけですが、この作業を通じて、自分の時はこうしておこうと思ったことを備忘録がわりに、、。
1. 断捨離
実家は市営住宅で引き渡しのために片付けを行わなくてはなりませんでしたが、母はとにかく何でも溜め込んでしまうようでモノが多すぎ。業者さんと兄弟総動員でほぼ1日がかりの作業となりました。
不必要になったものは適宜捨てるようにした方が良いと心から思いました。
もともとそんなにモノを持たないし、すぐに捨ててしまう方ですが、旦那さんが溜め込む癖があるので少しずつ断捨離してもらうようにお願いしました。
実家のものは全て廃棄処分で、写真アルバムだけ引き取ってきましたが、これも全てスキャンしてUSBメモリとクラウドに保管する予定です。
あと、大切な書類などは家族が分かりやすい場所に置いときましょうね、、(涙)
2. 預金口座
市役所に死亡届を出したら、すぐに銀行口座が凍結されると思っていました。
が、口座が凍結されるのは金融機関が本人の死亡を知った時なんですね。ということで、母の口座からお葬式費用と実家の片付け費用を引き落とすことができ、助かりました。
そういえば、私、銀行口座に現金はほとんど入っていないな、、と。
すぐに投資に回せるようにと、証券会社の口座に入れていました。となると、これはちょっと引き出しの難易度が上がるので、銀行口座に葬式代くらいの現金は置いておいた方が良いな、と思いました。
3. 遺言書
母子家庭で苦労しながら兄弟3人を育て上げた母ですから遺産なんてほとんどないに等しく、「あなたたちに葬式代などで迷惑をかけられない。」とよく言っていました。その度に、「葬式代なんてたかが知れているから、生きている間に全部使い切っていいよ。」と、仕送りもしていたのですが、通帳を見ると、それもしっかり貯め込んでいました、、(涙)
ということで、母の意志通りにお葬式や片付けに有り難く使わせて頂き、残りは孫のために使って欲しいと母の意志を弟達に託しました。なので、兄弟で遺産相続をめぐる骨肉の争いみたいなものは起こリませんでした。
が、自分の場合はどうだろう?と。
自分に子供がいれば、物事は簡単に丸く収まりますが、いない場合はこれが厄介なことになります。このことは、相続専門の税理士である友人にも話は聞いていたので遺言書は既に作成してありますが、母の死により手落ちに気が付いてしまい、またその内容を変える必要が出てきました。断固として父親に遺留分が渡らないようにしなくてはなりません。
遺言書も一度書いたら終わりというわけではなく、状況の変化に応じて見直し、必要であれば書き直しが必要かな、と感じました。
4. 健康第一
母は60歳を過ぎた頃から持病に苦しめられてきました。
せっかく定年退職して、時間の自由ができたのに、65歳を過ぎたあたりから年に1回は何かしらで入院し、手術したりしていました。以前は、母を海外旅行に連れて行ったりしていましたが、ここ15年程はあまり遠出ができず、2年前に地元の温泉旅館で一泊したのが最後でした。
せっかく自由になる時間やお金はあっても、健康を害していては、それを十分に満喫できない場合があるとつくづく思いました。
定期的に健康診断を受け、心と体のメンテナンスをしっかりやろうと思いました。
5.今を生きる
自分がいつ死を迎えるのかなんて分かりません。
だったら、今を精一杯生きよう。
やりたいことがあったら、後回しにせず、すぐにやりましょ。
親孝行したい時に親はいないって本当ですね、、、。
まだまだしてあげたいことがあったのに、、。