Kindle Unlimitedが2ヶ月で980円ってことなので、先月末に再度加入した弱小投資家です。
これ、隔離生活送っている時に入っておけば、もっと充実した自宅待機生活が遅れていたかもしれませんが、まあ、しゃあないですね。
日本版FIRE指南書がKindle Ulimitedの読み放題のラインナップに入っていたので、早速ダウンロードし、読んでみました。
FIRE実現の3つの合わせ技として、
「年収をもっと増やす」「ムダな支出を減らす」「できるだけ高利回りで増やす」
この3つを必ず合わせ技で取り組む必要があるとあります。賛成ですね。
これを踏まえて、
第2章 もっと、もっと、もっと稼ぐ
第3章 1円でも貯蓄額を増やすために節約する
第4章 貯めたお金をできるだけたくさん増やす
と続きます。
もっと稼ぐために年収を上げる必要がありますが、私が取った手段は本書の中で言うところ
の「時給を高める、つまり専門性を高める」でしょうか。
高校卒業した時点では情報処理の知識(第二種情報処理技術者取得)でIT業界へ、20代は英語習得(ワーホリや海外旅行もしながら)に力を入れ、30代で金融の世界に飛び込みました。
更に、IT x 英語 x 金融で専門の知識を磨き、転職しながらその価値を高めてきました。
副業はよほど好きなことならばいいのでしょうが、本職に加えて、時間だけ取られるので割りに合わない気がします。
節約についても、結婚前は借金してでも経験やスキルアップにお金を使っていましたが、結婚後は倹約家の夫と暮らしていくうちに、節約術が身について行きました。年収も当時は低かったため、当時は結構しっかりやっていましたね。少しずつ貯金できるようになりました。
ある程度、貯蓄額が積み上がってくると投資を始めますが、今でこそバリバリ活用していますけど、その当時はNISAやiDeCoなんていう制度がなく、今みたいに米国株もネットでサクッと買えませんでしたからねえ、、。
と、話が逸れてしまいましたが、さすが日本版FIRE超入門本ってことだけあり、
第5章FIREのために絶対に必要な知識
第6章FIREを実行する3つのパターン
もさることながら、
第7章のFIRE成功したあとのメンテナンス術は良かったですね。
「FIRE実行前後の手続きともらえるお金」の部分は、FIREする人のチェックリストとして使えるんじゃないでしょうか。私はもうFIREしちゃったけど、分かりやすくまとめてあります。
「FIRE後は定期的な資産状況チェックが欠かせない」の部分は、FIRE実行後の取り崩す額のペースや、市場急落時の対応、相場上昇時の利益確定について、なるほど色々考えることがありますよね。一応、試行錯誤というか、手探りで、色々考えたり、実行したりしていますが、この本の考え方も参考になりました。
「FIRE後、資産運用にどの程度手をかけるべきか」の部分も、現在はコア&サテライト戦略でほぼフルインベストメント状態で、生活費捻出時には含み損を抱えているものから売却していますが、これができるのは後数年かなあ、とも思っていて、この本で挙げられている例が参考になりました。
「実は難問?FIRE実行後の生きがい探し」の部分、これは私には難問でもなんでもなく、やりたいことリストを作って整理しなくてはいけないかなと思っているくらいです。
もともと好奇心旺盛な性格なので、その時々でまた面白いこと見つけて挑戦するのではないかと?逆に、それで資金が枯渇しないかと心配ではありますw。
あ、この本でちょっと気になったのは、
「インフレ率+4%にしないと4%ルールが主張する資産が減らないはウソです。」のくだりなんですが、4%ルールはインフレ率も考慮しての4%ルールじゃなかったでしたっけ?
Kindle Unlimitedに加入しているのであれば、読み放題ですので、ダウンロードしてみてはいいかがでしょうか。